社会的責任・環境方針環境方針
環境ビジョン
当社は、企業活動と地球・海洋環境の保全活動の調和を目指し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。
環境方針
- 企業活動が地球環境に与える影響を把握し、必要な環境目標を定め、これらを定期的に見直し、継続的な改善を図ることにより、気候変動の緩和及び地球・海洋環境の保護に努めます。
- 船舶の安全運航を徹底し、船舶事故による海洋環境の悪化防止に努めます。
- 安全・環境に関する法規・規制等を遵守し、汚染の予防及び気候変動への適応を図ると共に、生物多様性及び自然生息地の回復等の環境保護に努めます。
- 持続可能な資源の利用を推進するために、資源の効率的な使用、リサイクル、廃棄物削減に取り組みます。
- 環境教育、広報活動を通じて従業員の環境意識を高め、環境方針を浸透させていきます。
- 環境方針を一般に公表し、環境関連情報の開示を行います。
長期的な当社環境目標
当社は、環境ビジョンを軸に、「低炭素社会」の実現に向けて、IMOで採択された最新のGHG削減戦略スケジュールに沿い、
以下の長期的な環境目標を策定致しました。
〈フェーズ1〉 現在 ~ 2030年迄
IMO目標値
- = 船舶から排出される温室効果ガス(GHG)を、(2008年比で) 20-30%削減。
- = 排出量ゼロ、又は排出量ゼロに近い燃料を5-10%導入。
当社施策
- 気象、海象、及び諸状況に適切に対応しながら、更なる省エネ航海を追求し、
全運航船のCII(=燃費実績格付け制度)値の上位ランク維持を目指します。 - (既存設備で対応可能な)バイオ燃料など、地球環境にやさしい燃料の利用を増大します。
- 燃料節約装置の搭載隻数を増やし、更なる燃料消費量の削減に努めます。
〈フェーズ2〉 2031年 ~ 2040年迄
IMO目標値
- = 船舶から排出されるGHGを、(2008年比で)70-80%削減。
当社施策
- 新造船建造計画と同時並行で、当社船隊に適した次世代燃料を絞り込み、「脱化石燃料化」を推進します。
〈フェーズ3〉 2041年 ~ 2050年迄
IMO目標値
- = 船舶から排出されるGHGを、2050年頃迄に実質ゼロにする。
当社施策
- (製造から燃焼に至る全工程において)GHG排出量がゼロベースの燃料利用を加速し、省エネ航海の徹底化と合わせて、
当社運航船からのGHG排出量ネットゼロの目標値達成を目指します。
イースタン・カーライナー株式会社
代表取締役社長 長手 繁
当社ISO14001適用範囲
本社及び横浜営業所